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ニーマルという言葉は、サンスクリット語で「静水」を意味します。
心身共にこの静水のような状態を目指さんとするのがこのニーマルヨガです。ニーマルヨガによって、Samadhi-無の境地-に達し、身も心も平穏・安寧であり、また静寂・明晰そのものである状態を目指します。

ニーマルヨガを特徴づける5つの基本原則 (5P)とは。。。

呼吸はニーマルヨガにおいてとても大切な役割を果たしてます。
ニーマルヨガでは呼吸は基本的に鼻呼吸です。息を吸うときは胸を膨らませ新鮮な空気をとりいれ、息を吐くときは腹筋を使って汚れた空気を押し出すように意識して行って下さい。
口呼吸は特段指示しない限り行いません。
呼吸とアサナ(ポーズ)は常に連動することを忘れないようにしましょう。

アサナ(ポーズ)を正しく行うことはニーマルヨガの基本です。ヨガには何千・何万ものアサナがあるので、ほんの小さな違いでもアサナ自体が本来意図されたものではなく、別のアサナになってしまったりすることがあるのです。ですから、アサナをする時は、注意して指示に耳を傾け、わからないことがあれば質問をしてください。

また意外とご存知でない方もいらっしゃいますが、殆どのアサナは内臓と分泌系に働きかけています。もちろん言うまでもなく、アサナは筋肉と骨にも働きかけ、これらが私たちを健康へと導いてくれます。

ニーマルヨガでは、アサナを正しい呼吸と共にするのをとても重要視しています。そうすることで、私たちのカラダの内臓、分泌系に適切に働きかけることが可能になるからです。

アサナは次の6つに分類され、どのアサナ群も、カラダの違う部位に対し様々な効能をもたらしてくれます。

アサナの6分類

- 立位
- 後屈
- 側屈
- ねじり
- 前屈
- 後屈

実際のクラスは、これら6分類のアサナをくまなくカバーしながら、次の構成になっています。
a. ウォームアップ(マイクロヨガ - つまり手・首・肩などカラダ全体ではなく特定部位に働きかけるアサナ群のこと)
b. プラナヤマ(呼吸法)
c. アサナ(マクロヨガ - カラダの全体または複数部位を使います)
d. シャバアーサナ(リラクゼーション)

6分類のアサナをこの構成で行えば、特定の部分だけでなくカラダ全体にまんべんなく刺激を与えることができます。またこれを日課にすることで、それぞれのアサナが持つ効能を得ることが出来るようになります。

リラクゼーションもニーマルヨガの大切な要素です。なぜなら、正しくリラックスすることで、私たちの肉体は活力を得、内なるエネルギーを呼び覚ますことが出来るからです。

正しいリラクゼーションとは、単に筋肉を休めることだけはありません。全ての内臓、分泌系も休ませることなのです。アサナの後に行うシャバアーサナこそが、私たちのカラダと心の両方からストレスを取り除いてくれる唯一の方法と言えるでしょう。

シャバアーサナの際の注意点は次の通りです。
a. 仰向けになり、腕と足を広げ、目と口は閉じます。
b. 鼻呼吸をします。
c. 息を吐く時に脱力し、身体を床に置き去るようにイメージして下さい。
d. 心を無にします。
e. 寝入らないこと。(最初のうちは難しいですが、練習するうちに睡眠のように無意識に陥ることなくシャバアーサナが出来るようになります。)

前述の3つの原則はクラス内で行うことが可能ですが、食生活はクラス外で心がけることになります。「人は、その人が食するものそのものである」とよく言われます。ですから、みなさんは、自分がどうなりたいのかを考え、そうなるために自分の食べる物を選んでいかなくてはならないのです。

ここに幾つかヒントになることを挙げておきます。
1. Sattvicなものを食べるよう心がけること。例としては、緑色の菜っ葉類、旬の食材、新鮮な果物、牛乳を摂取する。肉や肉を使った加工品、また冷凍食品は避ける。
2. 消化しやすいものを食べる。
3. ニーマルヨガを行う最低3時間前までには食事を済ませておきましょう。30分前までなら、牛乳と水(レモン汁と水を混ぜたレモン水も含みます)なら飲んでも大丈夫です。

一瞬ヨガとは関係なさそうに思えるかも知れませんが、これは最も重要な原則のひとつです。
私たちが普段とっている行動や動きは、意識・無意識下で、実は思考から大きく影響を受けています。否定的な思考は、私たちの体内に有毒物質を作り出してしまうばかりか、細胞を破壊し、特に脳細胞へ悪影響をもたらしています。それとは反対に前向きな思考は、自然な解毒作用により肉体を健康へと導き、気持ちを豊かにし、英知も授けてくれるのです。

ですから、日常はもちろんのこと、アサナをしている間も、物事を前向きに捉えているかどうかというのは、ニーマルヨガの効能の恩恵に預かり、また なりたい自分になるためにとても大切なことなのです。

どんな知識も自ら実行・経験しない限り自分のものにはなりません。まず手始めに、これからはアサナをする時、そのアサナで刺激を感じるべき部位に意識を集中させ、カラダがそのアサナの効能を十二分に得られるよう心がけてみては如何でしょうか。

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