ヨガについて

ニーマルヨガとは(5P):正しい呼吸法

1. 正しい呼吸(Proper Breathing)
ニーマルヨガにおいて、「呼吸」は大切な役割を持っています。

最近は口で呼吸をする人が増えていると言われますが、
口で呼吸をすると脳に酸素が行き渡らず、頭がよく働きません。
また、鼻のように空気の浄化・加湿機能がないため、
大気中のほこりや乾燥した冷たい空気が直接体内に取り込まれ、口腔内や喉が乾燥。
それにより細菌が体内に侵入し、風邪などを引き起こしてしまいます。
体の機能的に、呼吸は鼻で行うのが自然なのです。

ニーマルヨガでも、呼吸は鼻で行うのが基本。
息を吸う時は胸をふくらませながら新鮮な空気を取り入れ、
吐く時は、腹筋を使って体内の汚れた空気を押し出すように意識しながら行います。
アサナ(ポーズ)をする時は、こうした正しい呼吸とアサナを常に連動することが大切。
そうすることで内臓と分泌系に適切に働きかけることができるからです。

また、現代人は浅い呼吸をしていることがとても多く、
競争社会の中で常にプレッシャーを感じていたり、
いつも時間に追われていたりする人に、その傾向が強く見られます。
そうした浅い呼吸が、慢性的な疲労や心身の不調を招いていることが少なくありません。
そのため、日常的に深くゆったりとした"正しい"呼吸を心がけることが重要です。

<日常的に意識すること:呼吸法編>
そうは言っても、深い呼吸を実践するのはなかなか難しいですよね。
ここでは、正しい呼吸をするために、日常的に意識したいポイントをご紹介します。

1. 鼻で呼吸をするよう心がける
脳が働くには大量の酸素(吸い込む酸素の25%)が必要ですが、
口から空気を吸い込むと脳に酸素が届きません。
また、空気は鼻の中を通る際に水分補給と空気の浄化が行われ、
ベストな状態で体内に入るとされています。
ですから、呼吸はなるべく鼻で行うようにしましょう

2. なるべくリラックスした状態で、深く吸う
ここでいう深ーい呼吸とは、お腹→肺→背中→頭という風に体全体に空気が行き渡ることを言います。リラックスした状態で、お腹、肺、背中の順に空気が巡るようゆーっくりと息を吸いましょう

3. リズミカルな呼吸をする
息を吸うことと吐くことを、リズミカルに、同じテンポで行いましょう

4. おいしい空気を味わう
吸う時は、新鮮な空気をきれいな心で迎えましょう。吐く時は、力をくれた息に感謝をしましょう

<クラスで正しい呼吸法を学ぶ>
この他に、クラスで正しい呼吸法を学ぶこともできます。
正しい呼吸をともなったアサナの練習を続けていくと、
自然と普段の呼吸も深まっていきます。
また、プラナヤマのクラスではさまざまな手法により、
深くゆったりとした呼吸ができるよう導いていきます。
その結果、体や心、頭のストレスが取り除かれ、芯からリラックスした状態に。
全身に活力がみなぎります。