アーユルヴェーダについて

2. 人生の4つの目標

アーユルヴェーダでは人生の目標を 4 つに分類しています。
これらは自然と調和して生きる拠りどころとなり、日常生活で実践していくものです。

1. ダルマ (義務)
ダルマは義務を意味します。
社会的な立場、信条、宗教、信念に関係なく、私たちが高いレベルの幸福に至るようサポートし、更なる成長に導くものです。
私たちは皆、何らかの義務を果たすという目的を持って生まれて来ています。
誰しも、家族、社会、国家、世界の中での役割を与えられています。
ダルマを拠りどころとすることで、私たちは正しい行動を選択し、自らの役割を果たしていくことができます。

2. アルタ (富・経済力)
アルタは、義務を果たすため、また必要を満たすために、自分自身の行動 (仕事全般) によって暮らしを成り立たせることです。
アーユルヴェーダでは、正しい行動を行うためには健康が不可欠であるとしています。

3. カーマ (歓び)
カーマは日常生活で楽しみを見つけることです。
歓びは、美味しいものを食べる、よく眠る、良質な娯楽を楽しむ、笑う、家族とともに過ごす、仕事を楽しむことによって得られます。

4. モクシャ (解脱)
モクシャとは生きる上で究極のよろこびを見つけ、完全に自由になることです。 
日々正しい行動をし、生計を立て、自分を楽しませることをしていても、まだ真の幸福は得られません。
そこでモクシャという目標が出てきます。それは物質的なよろこびを超越した上で到達する、永遠に変わらないよろこびの境地です。

アーユルヴェーダが占める大きな分野は自然です。
次回は、自然の 10 の基本原則について学びましょう。