アーユルヴェーダについて

1. アーユルヴェーダとは?

サンスクリット語で Ayur は「人生」を、Veda は「智恵」を意味します。
アーユルヴェーダの文字通りの意味は、「人が生きる上で学んでいく智恵」です。

現代、アーユルヴェーダは主に、伝統的なヒーリングの手法、予防医学として知られています。
また、人体、更には宇宙全体までを対象とした智恵の体系でもあります。
アーユルヴェーダはこの宇宙の生きとしいける命の、物理的、精神的、感情的、そして霊的な側面を取り扱います。

アーユルヴェーダは単に病の治療だけでなく予防を目的としており、健康で幸せに生きるために実際に何をすれば良いかを教えてくれます。簡単に言えば、アーユルヴェーダは人生における指針となるものです。

アーユルヴェーダはマッサージ、食生活、ヨガ、呼吸法、瞑想、自然療法、占星術、音/音楽のセラピー、スピリチャルな鍛錬など多様な分野で構成されており、それら全てが健康で幸せに生きるための助けになります。
ヒマラヤ地方で発祥したアーユルヴェーダは、宇宙の創造神であるブランマーによって私たちに伝えられました。
現在、人種や信条を異にする世界中の人々がアーユルヴェーダを実践しています。

アーユルヴェーダは生命についての基本原理に基づいており、そのシンプルな教えは世界中で広く受け入れられています。

全ての生き物の目標は「幸福になること」であるとアーユルヴェーダでは考えます。
アーユルヴェーダは自分自身の内側に幸福を見つけるためのガイドとなります。
人生の目標は人それぞれです。物質世界から得る幸福を目標にする人もいるでしょう。
しかしアーユルヴェーダは日常生活の小さな幸福だけでなく、全ての幸福の根源であるより高いレベルの幸福もターゲットとしています。
そのレベルに至ると、私たちは物質的、精神的、感情的、または霊的に健康で、自分自身と周辺環境とのバランスが取れた状態になります。
そのとき私たちは心から満たされ、自分自身と調和し幸せな状態にあります。

アーユルヴェーダでは、私たちの内側と外側の自然と真に調和することを目指します。この自然には、肉体、社会、宇宙のあらゆる階層、そして至高の存在の中にある、小さな原子、小粒子、昆虫、植物、動物などを含みます。

次に、アーユルヴェーダの基本原理について詳しく見ていきましょう。